エクアドルコーヒーの森(2004.2)
エクアドルコーヒーあれこれ!
 
          今目の前にある一杯のコーヒー 
●  私たちの生活にとけこんだコーヒー ●
● コーヒーはこんなにも近く、日常にある。●
  でも地球の反対側からコーヒーはやってくる   
          そのコーヒーはどこでどうはぐくまれたのか。
   ●そこではどんなことが起きているのか。
● 少しずつ、少しずつ、お届けします●

あなたもコーヒーの森へ出かけませんか。
(現在次のツアーは予定されていません)

以下無事終了しました!
気持ち良いライフスタイルを求めて地球の裏で行われるエキスポ。

■知ってください。今,エクアドルで起きていること 2008/2/4NEW!
遠くて近い、新しくて懐かしい、地球の反対側の国”エクアドル”で、今起こっていることを、お伝えしていきます。
エクアドルコーヒーをこれからもおいしく飲むことができるための、ひとしずく。
-------------------------------------------------------------------------------
■2008年1月25日エクアドル・インタグ地方の採掘権無効化!ナマケモノ倶楽部エクアドル駐在員ワダアヤさんより。2008/02/04update!
みなさんへ

  こんにちは。エクアドルのワダアヤです。

  インタグの鉱山開発問題にこの10年以上対抗し続けているカルロス・ソリー
ジャさんからのメールをシェアさせてください。
  下に張り付けてあるニュースがすごいです。とうとうエクアドル政府が、アセ
ンダント・コパー・コーポレーションが持つゴールデン1とゴールデン2の採掘権
を無効化しました!これまで、政府が活動停止命令を出しても、結局のところ採
掘権が鉱山開発会社の手にあるならばどうしようもない、という感じがありまし
たが、採掘権が国に戻ったことで、このアセンダント・コパー・コーポレーショ
ンからフニン・プロジェクトを失いました。ただ、下の記事にもありますが、こ
の会社は簡単にあきらめはしないようです。長文ですが、お送りします。

***

  心からのお礼をみなさんに言いたい。みなさんからのサポートがなければ実現
可能ではなかったと思う。これでやっと休息をとることができるが、その間も、
私たちは引き続きインタグの土地とコミュニティーを鉱山開発プロジェクトに近
づけない永久的な方法を探し続けるだろう。さらに、同じくエクアドルで、同じ
ような鉱山開発問題と闘っている団体をサポートし続け、エクアドルが完全に鉱
山開発のない国になるよう、私たちは闘いつづける。私たちは、全国環境議会の
一員として、昨日(1月25日)、エクアドルの制憲議会の議長(注:前鉱山開発
と石油省大臣で、大規模な鉱山開発のないエクアドルを目指すと公言してい
る。)と25名の議員に会い、エクアドルの新しい憲法に加えてもらうべく、正式
に、私たちの提案書を提出した。(注:なぜこれがすごいかと言うと、毎日あり
とあらゆる分野のさまざま団体が制憲議会の訪れ、警察によりこの地に入ること
ができない状態で、提案書を正式に提出できたのは、この全国環境議会が、エク
アドルで一番大きな環境団体だからだとカルロスは言っていました。)この提案
書には、大規模と中規模の鉱山開発を禁止することも含められている。エクアド
ル中から集まった500人ほどの市民は、モンテクリスティ(注:エクアドルの海
岸地方の町で、制憲議会が行われているところ)にて、この提案書を広める活動
を行っている。インタグからも150人ほど結集した!想像できると思うけれど、
この制憲議会ではロビーイングが大変激しい。鉱山開発関係者は、団体をでっち
あげ、変装し、毎日のようにさまざまな分科会に参加して、違うテーマでプレゼ
ンテーションを行っている。私は、鉱山開発に対して積極的な意見を持つ制憲議
会の議員のひとりと話したが、指示を得るために金を配っている。全国環境議会
の次の動きは、4月にある。憲法は、6月の中旬から末に出来上がるはずだ。

本当にみんなありがとう。
カルロス

エクアドル、何百もの採掘権を無効化する

* ロイター
* 2008年1月25日金曜日
* http://www.guardian.co.uk/feedarticle?id=7257064

キト、1月25日(ロイターー) - エクアドルの左派の政府はこの金曜日に何百も
の鉱山開発採掘権を無効化した。このことにより、アンデス地域の国々の自然資
源の多大なるコントロールに終止符が打たれた。
一番の売りだったプロジェクトを失った後、カナダのジュニア企業のアセンダン
ト・コパーのトロントにおける株価は、28%落ち込んだ。しかしこの処置は、こ
のセクターの一部の最大のプレイヤーには大しては大きな影響はなかった。But
the measure had little effect on some of the biggest players in the sector.
鉱山開発と石油省大臣のガロ・チリボガ氏は、政府は、鉱山開発会社は、銅、金
やその他の金属の採掘権の料金を支払わなかったため、587の鉱山開発採掘権を
無効化したと記者に話した。
「法律的規範に則って、政府はこの契約を破棄することを決定した」彼は言う。
フニンのプロジェクトを失ったアセンダントは、環境保護団体の圧力に屈したと
して、ラファエル・コレア政権を訴えた。
「これらはすべて嘘だ…。政府はあわてているだけだ」アセンダントの投資系
チーフのジョン・ハイは電話インタビューでこう答えた。
エクアドルは、高価な金属の生産高は少ない。しかし何ダースもの外資系企業
は、現在に至るまで4000ほどの採掘権を譲渡されたセクターを採掘している。
採掘権を無効化することによって、コレアは、この産業において、企業のセク
ターを洗いなおすというサインを送った。しかし、同盟を組んでいるヴェネズエ
ラの左派の大統領ウーゴ・チャベスは、さらに貧困化している国に収入をもたら
してくれる重要な外資系投資家たちとの争いは避けている。
昨年、コレアは外資系石油会社に対して、価格の高騰によりたなぼたで得た利益
のすべてを渡すようにと強硬な姿勢に出た。
それ以来、彼の感覚は挑戦的すぎるとして、彼の人気は落ち気味なり、過激な政
策は和らぎつつある。
コレア、制するエクアドルの鉱山開発と石油省補佐官、ホセ・セラノ氏は、ロイターに金曜日の動きは「鉱山開発に対してではなく、この分野を整理したということに過ぎない」と語った。
彼は、今年度後半、調査の一環として、政府はもっとたくさんの採掘権を無効化
する可能性もあると警告した。
これらの採掘権は、後に競売にかけられるが、彼は、これらの無効化された採掘
権が後に、すでに計画が進行している鉱山開発会社に譲渡される推測を否定して
いる。
セラノ氏は、この動きは、この国におけるカナダの鉱山会社、オーレリアン・リソース、コリエンテ・リソース、イアムゴールド・コープなどを含む大手の鉱山開発会社へはあまり影響しないだろうとしている。アセンダントのケースでは、政府は昨年この鉱山開発会社の活動を制限している。昨年、政府は、鉱山開発規制を守らなかったため、フニン・プロジェクトの活動を停止させている。
セラノ氏は、この命令に対して抗議する可能性もあるという。
金曜日の発表は、環境保護活動家や鉱山開発採掘権が集中しているエクアドル南部住民を安心させることだろう。彼らはコレアに昨年政府は査定なしに採掘権を
譲渡していたことに対して圧力をかけていた。
政府は、エクアドルでのビジネス、そしてこれらの分野に関して政府の介入に関
してオーレリアンとコリエンテとすでに交渉を始めている。
総じて、政府はロイヤリティーを得ること、採掘権の譲渡を難しくすること、そして国の収入を増やすために無尽蔵に入る税金をかけることなどを盛り込んだこの産業の規則を書きなおそうとしている。

***

A heartfelt thank you; it would have never been possible without your
support. And, while we will probably take a much needed rest, we won´t
quit until a more permanent solution is implemented in Intag to keep
future projects from ruining out land and communities. We will also
continue supporting other groups in ecuador to secure similar measures
in their struggles, and keep on fighting for a mining-free ecuador. As
part of the National Environmental Assembly, yesterday we met with the
president of Ecuador´s Constituent Assembly and about 25 Assembly
members to officially deliver the environmental proposal for the new
country´s constitution. It includes prohibiting large-scale and
medium-scale mining. About 500 people from all over Ecuador met in
Montecristi to socialize the proposal; about a 150 were from Intag!! As
you can probably imagine, the lobbying is intense inside the Constituent
Assembly- the miners are arranging daily presentations to the different
round tables addressing different themes, and they come disguised as
different and made up groups. I talked to one of the assemblymembers who
is positive the mining sector is handing out money buying support. The
next mobilization by the Environmental Assembly will take place in
April. The new constitution should be ready by mid or late June.

Again, Thank You All
carlos

Ecuador revokes hundreds of mine concessions

* Reuters
* Friday January 25 2008
* http://www.guardian.co.uk/feedarticle?id=7257064

(Adds deputy mining minister's comments and details, paragraphs 11-19)
By Alonso Soto and Alexandra Valencia
QUITO, Jan 25 (Reuters) - Ecuador's leftist government revoked hundreds
of mining concessions on Friday, highlighting its determination to boost
control over the Andean nation's natural resources.
Shares of Canada's junior mining company Ascendant Copper plunged 28
percent in Toronto after it lost a high-profile project. But the measure
had little effect on some of the biggest players in the sector.
Mining and Petroleum Minister Galo Chiriboga told reporters the state
was revoking 587 mining contracts because companies failed to pay fees
on concessions for reserves of copper, gold and other metals.
"Based on legal norms, (the government) decided to revoke these
contracts," he said.
Ascendant, which lost its Junin project, accused the government of
President Rafael Correa of bowing to pressure from environmental groups.
"None of this is true ... the government was rushed into this," John
Haigh, Ascendant's investor relations chief, said in a telephone interview.
Ecuador has little precious metal output, but dozens of foreign
companies are exploring in the sector where nearly 4,000 concessions
have been awarded.
By scrapping concessions, Correa sent a signal to the private sector
that he wanted to overhaul rules for the industry. But the ally of
Venezuelan's leftist President Hugo Chavez also avoided a battle with
the most important foreign investors who generate revenue for the
impoverished nation.
Last year, Correa moved more aggressively against foreign oil companies,
ordering them to hand over almost all of their windfall profits from
high prices.
Since then, Correa has shown signs of moderating his radical policies as
his popularity ratings have fallen mainly due to perceptions he is too
confrontational.
CORREA RULES
Ecuador's Deputy Mining Minister Jose Serrano later told Reuters that
Friday's move was "not an action against mining but a move to put the
sector in order."
He warned that the government could revoke more concessions later this
year as part of an ongoing probe.
Those concessions will be later auctioned, but he denied speculation
that revoked concessions will be later awarded to a planned state mining
company.
Serrano said the move would not affect the country's biggest companies,
which include Canadian miners Aurelian Resources, Corriente Resources
and Iamgold Corp.
In the case of Ascendant, the government had already limited the
company's work. Last year, it ordered the company to halt the Junin
project's operations on charges it had violated mining regulations.
Serrano said Ascendant can appeal the order.
Friday's announcement should help appease environmentalists and
residents across southern Ecuador, where most of the mining concessions
are located. They have lobbied Correa to increase control over mining
concessions following complaints the state was indiscriminately handing
out contracts in previous years.
The government has already started negotiations with Aurelian and
Corriente on their terms for doing business in Ecuador and boost state
participation in current deals.
In general, it wants to rewrite rules for the industry by introducing
royalties, making it more difficult to grant concessions and setting a
windfall tax that should ensure more state revenue. (Writing by Saul
Hudson; Editing by David Gregorio)
 
■2007年10月10日(水)エクアドルインタグの森そのままに。20071016NEW!
ここ数年、エクアドルインタグ地方の壮大な森と森に寄り添って生きる人たちとその生活をアセンダント社は、鉱山開発を目的に、脅かし続けてきました。
鉱山開発賛成派だけを診る医院の設置や、村人たちの買収、それに伴う仲間割れ、警察を装った暴力などなど、数々の暴挙を振るってきました。
しかし、先週、そのアセンダント社がついに撤退!とのメールが、エクアドルからありました。ついに!
あの、全てを許し包み込むような壮大な森、木漏れ日、木々のさざめき、風、滝、、、私たちを生かす全てが、脅かされることなく、今、そのままそこにあることができる、ということを考えるだけで、胸が熱くなります。

森を守るために地球の裏からできること、小さなひとしずく、考えていかなくてはと常々おもいます。こんな世の中でも、次々に生まれてくるいのちがたずさえている希望のためにも。以下エクアドル駐在員ワダアヤさんからの報告と原文、日本語訳を送ります!

現地のNGO・DECOIN(デコイン)によるweb報告はこちら!

● エクアドル:アセンダントの正式な閉鎖、エクアドル、大規模鉱山開発より自由に!:ナマケモノ倶楽部エクアドル駐在員ワダアヤさんより。
みなさんへ
こんにちは。エクアドルのワダアヤです。
さて、辻先生からの「インタグ!」というメールにもありましたが、ついにインタグであの手この手を使って鉱山開発を進めようとしていたアセンダント・コパー・コーポレーションに対して正式に閉鎖命令が鉱山と石油開発省から出され、実際に省の役人が出向き、活動拠点に閉鎖テープが貼られました。前線で戦ってきたカルロス・ソリージャさんからの報告です。訳をお届けするのが遅くなりました。以下訳文と原文です。ちょっとわかりにくいかなと思われる部分には注釈を入れさせていただきました。本当に今までがんばってきた人々には拍手!です。
ただ、別の報告では、やはり殺害脅迫などは、まだポリビオ・ペレスさんなどには届いているそうです。まだまだ気が抜けないと状況だと私は認識しています。

***

アセンダントのインタグでの正式な閉鎖

大規模鉱山開発のないエクアドル


今日(10月3日)、警察とともに、鉱山と石油開発省(注:旧鉱山開発とエネル
ギー省)の高官がチャルワヤク・バホとガルシア・モレノを訪れ、正式にインタ
グにおけるアセンダントの活動を閉鎖した。

ガルシア・モレノにあるこの会社の事務所に、そして、チャルワヤク・バホにあ
る自称実践農場に、省の役人が、正式な閉鎖シールを貼った。これにより、先週
チリボガ大臣が出したインタグにおけるアセンダントの活動の停止命令の正式な
手続きがすべて完了したことになる。

つまり、インタグのコミュニティーではたくさんパーティーが行われることになるだろう!!

この会社が発信しているばかばかしい情報操作についてだが、どうやら出資者に、国からの撤退命令は会社にとって有利であること信じ込ませることを目的としているらしい。−まぁ、特に言うことはない。彼らがどんな絵を描こうが、「絶対に」コミュニティーが、そして自治体なんてもっとありえないが、鉱山開発に許可を与えるなんてことはない。(採掘権の譲渡が違法行為だったことと、それが国の憲法に違反しているということをおいておいても!!)今までの、武装集団や、2006年12月の発砲事件、数えきれないくらいの殺害脅迫、6歳の子に向けての催涙ガス、凶暴な犬、とにかくたくさんの人権を著しく迫害する行為などの鉱山開発が存在したために起こった事柄はまだ記憶に新しい。しかし結局、信じられないことは次々起こるのだ。

*コレア大統領、勝利をさらう
*今日の午後の正式な選挙結果(注:エクアドルでは、制憲議会の選挙が9月30日に行われた。これは国会よりも上位にあたる議会で、この議会により憲法が新しく書き換えられる。)によると(10月3日)、政府与党のAlianza Pais(注:エクアドルの政党のひとつでPatria Altiva y Soberana(偉大で尊い祖国の略。)、PAISはスペイン語の「国」でもある)は先週の日曜日に行われた制憲議会選挙において、70%の票を獲得した。この議会の議長は、個人得票が最多だったアルベルト・アコスタ(注:旧鉱山開発とエネルギー省の大臣で、インタグにおける鉱山開発反対運動を後押ししてくれていた)になると目されているが、昨日のエクアドル・ラジオのインタビューで、彼は大規模鉱山開発のないエクアドルを宣言することを目標としていると述べた。そして、彼は「インタグのような」、あるいは生態系が多様な場所、またはコミュニティーが鉱山開発を拒否しているところで行われる鉱山開発対には絶対に賛成しないとも述べた。

インタグでは今夜多くの人が安堵の溜息をついていることだろう。

+++ おまけ +++

10月3日付のLa Hora紙より (実際に省の職員が入る前の記事)
「インタグにおける緊迫」
本日、非公式に、鉱山と石油開発省の職員たちが国家警察を伴い、アセンダン
ト・コパーの施設に従業員が本当に不在かどうかを確かめにインタグに行くことになっている。(注:以前より撤退命令が出ている)。
インバブラ県(注:インタグを含む)の県知事のディエゴ・ガルシア氏は、何も聞いていないとしているが、もしガロ・チリボガ氏(注:鉱山と石油開発省大臣)がきたなら、彼の安全は確保すると述べている。
アセンダントの経営責任者のフランシスコ・ヴェインティミージャしはインタグから撤退することは不可避である、何故ならまず最初に政府との合意を得たいからだと述べた。
労働者たちへの支払いは明日引き続き行われることになっており、アセンダントの従業員とインバブラの労働省の監察官が、各労働者への小切手を携えてインタグ入りする予定である。状況は緊迫しており、今日鉱山と石油開発省の職員たちが入ったら、暴動が起こるかもしれない。

+++ 

***
Official Shut Down of Ascendant in Intag
Ecuador Free of Large-Scale Metal Mining

Today (Oct 3) officials from the Ministry of Mines and Petroleum, accompanied by police, came to Chalguayaco Bajo and Garci'a Moreno to officially close down Ascendant’s operations in Intag.

The Ministry’s employees placed official closure seals over the company’s office in Garcia Moreno and at their so-called demonstration farm in Chalguayacu Bajo, thereby completing the legal procedure set in motion last week by Minister Chiriboga when he declared a complete suspension to Ascendant’s activities in Intag.
So, there are parties in many Intag’s community’s tonight!!

Regading the ridiculous spin the company is giving the latest events, seemingly aimed at misinforming their investors into believing that the government’s complete suspension orders are actually good for the company- well, what can one say? No matter how they paint the picture,
there is NO way the communities, and much less the Municipality will ever consider allowing mining (besides the fact that the concessions were illegally begotten, and are in open violation of the country's Constitution!!)) . The collective memory is still too fresh from the armed thugs, the December 2006 shootout, the countless death threats,
tear-gassing of 6 year olds, attack dogs, and any other number of outrageous human rights abuses linked to the presence of this company. But then again, there are suckers born every minute ready to believe the most unbelievable things.....

*Correa Sweeps to Victory
*According to this afternoon’s official count (3 October), the government’s party, Alianza Pai's, will win 70% of the vote in the Constitutional Assembly elections held last Sunday. The Assembly’s president will likely be Alberto Acosta, the most voted individual, who in an interviewed in Ecuador Radio yesterday confirmed his desire to
declare Ecuador free of large-scaled metal mining. He also pointed out he would never support any kid of mining in places _like INTAG_, or in any other exceptionally biodiverse places, or in any location where communities reject mining.

There is a huge collective sigh of relief tonight in Intag.
 
 
●南米エクアドル・インタグコーヒー豆生産地のドキュメンタリーフィルム!2007/4/20NEW!
南米エクアドル・インタグ地方。そこからやってくるインタグコーヒー豆。
舌に馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
コーヒーと一緒に豆や果物など、いろいろな植物たちを植え森をつくり、
その生態系に委ねておいしいコーヒーを育てる”森林農法”で、すくすく
と育つコーヒー豆。
そのコーヒー豆の生産地の豊かな森の地下には金・銅などの鉱山が
眠っています。それをねらう多国籍企業によって、インタグ地方は、
常に森林伐採の危機に迫られています。また。現在も、カナダの会社
によって、森と森に寄り添う村人の生活が脅かされています。

その様子がドキュメンタリーフィルムになり、って国際野生動物映画フ
ェスティバルで2つの賞を受賞したという報告メールがエクアド
ルより届きました。
英語、スペイン語ですが、現地の様子やエクアドルの豊かな自然を
皆さん、是非見てみて下さい。
http://www.lifeonterra.com/episode.php?id=84
 
●12月2日 2006/12/6NEW!
エクアドルインタグコーヒー生産地フニン村で、鉱山開発をめぐっての発砲事件発生!
ナマケモノ倶楽部駐在員ワダアヤさんからの情報です。
壮大な杜がッ広がる、エクアドルインタグ地方フニン村。地上には、壮大なすばらしい森。地下には多国籍企業が狙う鉱山物。その鉱山物を巡って、開発側の介入により、また現地で残酷な事件がおきています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
エクアドルのワダアヤです。フニンの続報ですが、今度は発砲事件です。
12月2日 フニンで緊急事態 侵入の新たな企て

09:30 am 軍の介入の可能性
11:30 am コミュニティーの住人から、私的警護組織による発砲があったとの報告があった。

チャルワヤク・アルトとフニンの間の地域に、暴力的な衝突があったとの報告があった。私的な警護組織の従業員がコミュニティーの検問を突破しようとしたときに、チャルワヤク・アルトの住民、イスラエル・ペレス(注:彼は地域発展評議会の会長であるポリビオ・ペレスさんのお兄さん)を撃ったという。この試みは失敗に終わり、イスラエルの健康状態に問題はない。少しかすった程度だが、なかなか状況を把握することができないでいる。この警護組織は、現時点でチャルワヤク・アルトにいるとされる。

09am:
今朝4時に、私たちは、フニン、バルセロナ−セロ・ペラド(注:フニンとは遠いが、同じく鉱山開発の危機にさらされているインタグのコミュニティー)において、鉱山開発会社、そしてアセンダント・コパー・コーポレーションに関係している団体が、大規模な侵入を行おうとしていることを確認した。

今朝4時ごろ、いくつかのグループが、アセンダント・コパー・コーポレーションが所有する土地に力ずくで進入しようとしていた。彼らは、コミュニティーの住民によって阻止されたが、合計で33名にものぼった。最初の報告では、銃、弾薬、手錠、マスクなどが見つかった。コミュニティーの住民の一人は、その侵入者によって傷つけられた。尋問したところ、この侵入に携わっている一部の人間は、彼らはこの侵入のため、トレーニングするためにミンド(注:キトにほど近い、インタグの気候に近い雲霧森がある地域。)に送られたという。そしてほとんども者は、フニン−バルセロナの出身でないものばかりだった。

今朝8時、アセンダント・コパー・コーポレーションが所持する車両が、ガルシア・モレノ(注:フニンが属する教区の中心地)から私的警護組織の30〜40名の従業員が出発したという情報を入手した。私的警護組織の従業員は、こう言ったという。「私たちは、鉱山を占拠するために雇われたんだ。」そして彼らは、エクアドルの海岸地方から来たという。

その他の私的な車両は、ガルシア・モレノ教区の住民をフニンでの衝突が行われている場所に連れて行った。その他の車両は、鉱山開発賛成派の従業員を乗せて、他の教区へ発った。

他に確認されたことは、今朝8時に、バルセロナ村を通って、フニンへ向かう道筋に、軍服に身を包んだ人間がいっぱい乗っている3台のピックアップトラックがいたということである。その時点で、実際に彼らが本当に軍の者なのか、あるいはそう見せているだけなのかは、わからない。
その前日に、コミュニティーはこの侵入の知らせを受けており、警察に保護を要求していた。たった8名の警察がバルセロナに来たという。しかしながら、一応他の警察官もそちらにむかっていたという。

チャルワヤク・アルトで、鉱山開発会社が総会を開いたということをきいたが、少なくとも鉱山開発反対派はあまり信じられていない。これは、単にフニン地域の侵入をしやすくするための方便ではないかということだ。

さらに、私たちはこの鉱山開発会社が所有地に入る許可を裁判所から得ているときいた。しかしこれは確認が済んでいない。それはありうるけれど、もし本当ならばなぜこのような暴力的な方法で彼らは侵入する必要があるのだろうか?

DECOIN

****************************

みなさんへ 再びワダアヤです。フニンでの事件の続報です。2つ続けて送ります。

***

フニンでの緊急事態−DECOINからの情報更新

5pm:
警察が到着。インタグとコタカチ自治体の評議員たちが鉱山開発側につかまる。

今日4時ごろ、インタグの教区区長やコタカチ郡自治体の評議員たちを含む12名の代表者たちが、チャルワヤク・アルトで、鉱山開発賛成派に不当に拘束されたというニュースが届いた。彼らは、新聞記者を伴って、この緊迫した事態を沈めるためにフニンに向かうところだった。彼らに危害が加えられているという報告も受け取っている。

皮肉なことに、午後二時、オタバロ(注:インタグから2時間ほどの大きな町)の警察が、ちょうど鉱山開発派が、新たな侵入をしようとしていたところを捕まえたという。現在警察は、私立警護組織による銃発砲の取調べを行っている。

発砲について:目撃者から、私たちは、発砲はチャルワヤク・アルトとフニンの間の検問のすぐそばで行われたという情報を入手した。

最初、私立警護組織に雇われた男たちが、検問を突破するために催涙ガスを投げたことから始まった。彼らは検問を壊し、コミュニティーの住民たちが引かないことろを見て、拳銃とマシンガンを使って、見境なく市民に発砲し始めたのだ。
コミュニティーの住民たちは100mほど退いたが、弾丸を使い果たしたところを見計らって、再び近づいた。イスラエル・ペレスは、3人の男たちに囲まれ、足の下部を撃たれたが、幸運にもそれはかすっただけで、深刻な怪我にはいたらなかった。

コミュニティーの男、そして女たちの反対を見て、この侵入は撤退せざるを得なくなった。

この間、軍服を身にまとった者たちが本当に軍に在籍している者たちかどうかを軍に問い合わせたところ、彼らは軍の者でないことを確認した。彼らは、準軍事組織隊員の可能性がある。

軍のものと思われるヘリコプターが今朝コミュニティーの上空を飛んでいたが、着陸した報告は受けていない。

***************************

12月2日午後10時更新

すべての捕虜は解放された。
ガルシア・モレノ教区は、コミュニティーを支援すること、アセンダントとの協定を破棄すること、そして鉱山開発会社にただちに撤退することを要請することを決定した。

今夜、双方の捕虜は解放されることが決定した。現時点では、鉱山開発賛成派、そしてコミュニティーのどちらにもつかまっている者はいない。

大きなニュースは、ガルシア・モレノ教区が、鉱山開発会社による衝突、暴力行為が行われたことによって以下のことを決定した。
a) コミュニティーを支援すること
b) アセンダントなどと最近結んだ協定を破棄すること
c)インタグ地方からただちに撤退することを要請すること (三度目の正直)

しかしながら、鉱山開発会社が、過去、合法的に決定された事項を尊重しなかったことから、さらに100人もの私立警護組織の従業員を送っていることから、コミュニティーは新たなる侵入に備えている。

 
●2006年11月30日 エクアドル大統領選 左派のコレア勝利!続報 2006/12/6NEW!
エクアドル:大統領にコレア氏 決選投票で決まる
【メキシコ市・庭田学】26日実施された南米エクアドルの大統領選決選投票で28日、左派の経済学者、ラファエル・コレア元経済・財務相(43)の当選が決まった。コレア氏はベネズエラやボリビアなど近隣の急進左派政権との連携を図るとみられる。任期は来年1月15日から4年。

選挙裁判所(選管)の発表(開票率85.19%)によると、コレア氏の得票率は58.64%で、右派で大富豪のアルバロ・ノボア氏(56)は41.36%。コレア氏は26日に勝利宣言している。

エクアドルでは02年の大統領選でも左派のグティエレス元大佐が勝利し、ラテンアメリカ左傾化の流れを示していた。だが、少数与党のためグティエレス大統領は野党に歩み寄り、支持層の反発を招いて失脚した。

コレア氏の政治組織「祖国主権同盟」は10月の国会議員選で候補者を立てておらず議席数はゼロ。苦しい政権運営を強いられそうだが、憲法改正を訴えるコレア氏は制憲議会選を実施し同議会を足場に改革の道筋を探る方針だ。

コレア氏は反米左派のベネズエラのチャベス大統領に近いとされる。既成政党を批判し「市民革命」による「急進的改革」に取り組むと訴えてきた。国際通貨基金(IMF)や世界銀行主導の経済政策に異論を唱え、対外債務の一時支払い停止を示唆したこともある。

米国との自由貿易協定交渉の見直しや米国によるエクアドル国内の軍事基地利用を認めない考えを示す一方、決選投票進出後は駐エクアドル米国大使と会談するなど、柔軟姿勢も示した。

毎日新聞 2006年11月28日 18時14分

 
●2006年11月末、エクアドル大統領選!2006/12/6NEW!
遅れての情報掲載で恐縮なのですが、「アメリカの庭」と言われてきた南米にも、新たな力強い動きが出てきたようです。以下朝日新聞と毎日新聞の記事より。
エクアドル大統領選も反米左派が勝利宣言
2006年11月27日21時43分
 エクアドル大統領選の決選投票が26日あり、左派のコレア元経済相(43)が、バナナ輸出による大富豪で親米右派のノボア氏(56)を制し、当選確実な情勢だ。左傾化が顕著な中南米でも、特に強い反米姿勢を掲げるベネズエラのチャベス大統領に近い指導者が、ボリビア、ニカラグアに続いてまた1人、誕生する。

選管発表によると開票率48%でコレア氏が68.2%、ノボア氏が31.8%。地元の民間調査機関3社による出口調査は、いずれもコレア氏が57%前後を獲得し、約42%のノボア氏に大差を付けている。これを受けてコレア氏は勝利宣言し、「手の汚れていない、祖国を愛するすべての国民とともに、新しい祖国をつくっていく」と抱負を述べた。

経済危機に陥っていた同国は、00年に現地通貨を米ドルにした。インフレは収まり、経済成長率も回復したが、物価が上昇し所得格差も拡大した。多くの国民が出稼ぎのため、米国やスペインへ渡っている。

こうした現状に貧しい先住民らの抗議デモが頻発し、米国との自由貿易協定(FTA)交渉も中断している。96年からの10年で大統領が7人も入れ替わるなど、政治的な混乱も続いてきた。  コレア氏はドル化政策を疑問視し「海外からの投資は雇用に結びつかない」として対米FTAに反対している。天然資源については国家管理を打ち出している。

また、ベネズエラ、ブラジルなど他の南米の左派政権と同調する姿勢を打ち出している。チャベス氏がブッシュ米大統領を「悪魔」とののしった際には、便乗して「世界をひどく傷つけた間抜けなブッシュ氏と比べては悪魔に失礼だ」と述べ、物議を醸した。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

エクアドル大統領選:コレア氏、勝利濃厚 南米の左傾化、顕著に
【メキシコ市・庭田学】南米エクアドルの大統領選決選投票は26日午後5時(日本時間27日午前7時)に投票が終了し、出口調査などによると左派で経済学者のラファエル・コレア元経済・財務相(43)が、右派で大富豪のアルバロ・ノボア氏(56)を15ポイント前後リードしている。コレア氏は同日、勝利宣言した。公式集計による勝敗確定には数日かかる可能性があるが、コレア氏勝利が濃厚になっている。

現地からの報道によると、各種出口調査によるコレア氏の予想得票率は57〜58%。ノボア氏は42〜43%で、14〜16ポイントの差がついている。非政府組織(NGO)の独自開票集計でも同様の結果が出ておりラテンアメリカで顕著になっている左傾化の動きが、表れた形だ。

コレア氏は市場原理優先の新自由主義経済に異論を唱える左派の論客。反米左派のベネズエラのチャベス大統領に近いとされる。

毎日新聞 2006年11月27日 東京夕刊

 
●2006年10月24日 2006/10/27NEW!
『 襲撃事件に関して ― わたしができるひとしずく 』
エクアドルで起きた襲撃事件(この情報のひとつ下に詳細あり)について、ナマケモノ倶楽部より発信されたアクションです。
皆さま、是非ご協力をお願い致します。
 

関連団体のみなさまへ

10月17日にエクアドルで起きたカルロス・ソリージャ氏個人への脅迫・暴力行為に関して、エクアドル大使館あてに送付する個人レターの雛形を作りました。ぜひ遠く離れた日本でも多くの人がこの事件に関心をもち憂慮していることをメール、ファクスにてエクアドル大使に伝えていただければ幸いです。みなさまのサポートをお願いします。適宜内容は変えていただいてかまいません。

エクアドル大使館
ecujapon@alto.ocn.ne.jp
FAX (03) 3499-4400

〒106-0031東京都港区西麻布4-12-24興和38ビル806号室

---------------

エクアドル大使館
特命全権大使
アドルフォ・アルバレス・ビジャゴメス 閣下

私たちは、エクアドル・インバブラ州・コタカチ郡・サンタ・ロサ地区にて10月17日早朝に起きたカルロス・ソリージャ氏宅への強制家宅捜索と、それに伴う暴力行為(資料添付*)についての知らせに接し、事態を深く憂慮するものです。

*英語・スペイン語リリース:http://www.decoin.org/
*日本語訳:http://www.sloth.gr.jp/ecua/junin_061017.htm

カルロス・ソリージャ氏はインタグ地区における環境運動のリーダーとして、エクアドルをはじめ国際的に広く尊敬を集める人物です。日本では環境NGOナマケモノ倶楽部がソリージャ氏とのパートナーシップの下、これまでエクアドルにおけるエコツーリズム事業、環境保全事業、コミュニティビジネス事業、フェアトレード事業を展開し、日本・エクアドル両国の国際協力や友好関係の一端を担ってきたことが国内外で高く評価されています。

今回の由々しき事件に対して、貴国の公的機関が今後どのような対応をされるのか、注意深く見守っていく所存です。また、事実関係についての調査、情報の公開、及び犯罪的な行為に対する厳正な対処を貴国の関係諸機関に強く求めるものであります。対応如何によっては、貴国の信用を大きく揺るがす国際的な問題にもなりうるということを、ぜひ閣下からも貴国の関係者の皆様にご進言いただければ幸いです。

2006年10月xx日
名前

住所

 
●2006年10月20日 2006/10/24NEW!
『 エクアドル鉱山開発関連、森を守る活動家宅襲撃される!!』
とんでもないことが起こりました。
たびたびエクアドルから鉱山開発の情報をお伝えしていますが、その鉱山開発問題に正面から向かっているカルロス・ソリージャ氏の自宅が、鉱山開発の者と思われる男たち10名ほどに襲われました。ナマケモノ倶楽部のスローツアーに参加してくださっている方々は覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
カルロス・ソリージャ氏の自宅は、インタグの森の中にあります。車道から歩いて50分ほど行ったところの平地にその小さな家は建っています。所有地は、500ヘクタール。その大部分は、原生林で、彼はそこを保護区とし、その森を守っています。居住地である2ヘクタールほどの土地でカルロスは、コーヒー、パイナップル、豆、ねぎ、フルーツ類などを育てて、かなり高い率の自給自足の暮らしをしています。暇があれば、森を歩き、鳥を見るのが楽しみだといつも言っています。
 鉱山開発問題対象地であるフニン村からは、車で5時間以上はなれた場所に暮らしていますが、この10年間、日本政府と企業が、フニンで鉱山開発をはじめてからずっとそれらと戦ってきました。そしてその結果、このような脅迫に遭っています。暴力でどうにかしようとするなんて、とても許せないことです。脅すことでどうにかなると思っているその短絡的な思考に腸が煮えくり返る思いです。
私たちは、みんなつながっています。みなさんが使っている10円玉の銅はエクアドルから来ている可能性もあります。みなさんが使っている石油もエクアドルから来ている可能性もあります。それがこういったことにつながっています。想像したことはありますか?
 でも、でも、私たちはフェアトレード、エコツーリズムといったことを通して、ポジティブなつながり方もできるのです。どうか、銅や石油に変わるオルタナティブな生産活動を、こちらの生産者が選べるように、鉱山開発などしなくても生きていけるように、こんなふうに鉱山開発会社からの脅迫を受けなくとも済むように、消費者の立場から支援してください。
 -環境文化NGOナマケモノ倶楽部 エクアドル駐在員ワダアヤより
 
以下その報告の訳文です。
***10月17日
今朝、6時半、自称警察と名乗る、ピストルと機関銃を手にし、完全武装した10名ほどの男たちがカルロス・ソリージャ家に到着した。ある者は制服を着用し、2名はスキー・マスクをかぶってきた。その20分後、カヤンベ市から検察官を自称する別の人間が堅く捜索令状を持ってやってきた。彼らは、ソリージャの家と、ソリージャの元で何年も働いており、丘の上に住んでいるロベルト・カストロの家を捜索した。ロベルトは、身分証明書の提示を要求した。しかしそれは叶えられなかった。カルロスはそのとき自宅におらず、彼の行方は現在わかっていない。カルロスの妻のサンディとその息子のマーティンは、家におり、その警察の男たちが自宅に押し入り、捜索するのを見ていた。彼らは、カルロスのベッドルームと書斎をめちゃくちゃにした。マーティンによると、その中の一人は特に凶暴で、マーティン、サンディ、そしてロベルトにわめいたり、押したりしていた。リーダーらしき男は、1時間したところで、ここには見つけるべきものはないと宣言し、どうやら他に行くところがあったらしく、時間がないのでそちらに行くよう、仲間に伝えた。ちょうどその時、その一番凶暴な男がバッグを手に外に出てきて、その中にあった麻薬を指し、それを居間で、また銃をマーティンの部屋で見つけたと主張した。そこで、この怪しい警察官たちは去っていった。
 
その他の目撃者たちは、その朝、サンタ・ロサ(注:カルロスが住むコミュニティー)にやってきた警察官たちの多数の車のどれひとつにも、警察のしるしがついたものはなく、またすべての車にはナンバープレートがなく、そして一台の赤い車は鉱山開発会社の所有の車であるとかいてあったと証言した。また、彼らは、その2日前ほど、アセンダント(注鉱山開発会社)の従業員がサンタ・ロサでふらふらしていたと証言した。
偶然にも(?)、昨日、イバラの裁判所では、昨年12月10日に起こったアセンダント・コパー・コーポレーションのインタグ事務所の焼き討ちで、訴えられていたコミュニティーの住民に対しての告訴を棄却した。しかし、インタグの生態系の防御と保全(DECOIN)の会長のシルビア・キルンバンゴは、鉱山開発会社は、この判決に対して、上訴するであろうと語った。
現在、私たちは国際書簡キャンペーンを開始しなければなりません。あなたに、カルロス・ソリージャという一個人に対して、脅迫を目的とする誤った告訴に対する怒りを、アセンダントの社長のゲリー・デイビスに書くよう、お願いします。ブリティッシュ・コロンビア・セキュリティー・エクスチェンジにも書いてください。あなたの手紙のコピーをDECOINの会長のシルビア・キルンバンゴとインタグニュースペーパーに送って下さい。(あて先は下記にあります。)そしてぜひ、関心のある人や団体に送ってください。それから、いつもですが、弁護士費用などにかかる経費への寄付も受け付けています。
 
敬具、Sylvia M. Seger
いくつかの連絡先:
Gary E. Davis
President and CEO
ASCENDANT COPPER CORPORATION
10920 West Alameda Avenue, Suite 201
Lakewood, CO 80226
Tel: (303) 824-0271 Fax: (303) 297-0538
www.ascendantcopper.com
info@ascendantcopper.com
British Columbia Securities Commission
701 West Georgia Street
P.O. Box 10142, Pacific Centre
Vancouver, B.C. V7Y 1L2
Canada
***
 
 
『エクアドルはアメリカの庭?!』 4/8NEW!
 -環境文化NGOナマケモノ倶楽部 エクアドル駐在員ワダアヤさんからの手紙
 南米エクアドルで、また信じられないことがおきています。皆さんはどう思いますか。私達にできることはなんなんでしょうか。
 ご意見・ご感想はこちらまで!
・2006年4月3日(月)の手紙より
みなさんへ

 こんにちは。エクアドル派遣員のワダアヤです。ご無沙汰しています。
 
 今、エクアドルでは大規模なストが行われています。3月13日から12日間、道路が封鎖され、交通網に大きな混乱がありました。新エクアドル派遣員の横山理絵ちゃんを首都のキトまで迎えに行った帰り、通常1時間半で着く距離に、なんと12時間かかりました。

 主に先住民族、キチュア民族の人々がが中心になって、いくつかの県で、ストライキ、デモ行進が行われ、非常事態宣言が出されました。首都のキトでは、大通りで、ガソリンをふりかけたタイヤが燃やされ、政府や多国籍企業を糾弾する看板をたくさん見ました。先住民族が多く住むところでは、警察・軍隊と真っ向から衝突しているコミュニティーもあり、死傷者が出ました。道路封鎖の他、マーケットも閉鎖、ガソリンなし、ガスなし、でかなり日常生活に支障をきたしています。それにしても、私が住んできた3年の間、デモやストはけっこうありましたが、実際こんなに長引いて、生活に打撃を与えたものは初めてです。現在は、中断されていますが、4月3日から再開の見込みです。

 この大元の原因は、TLC(Tratado de Libre Comercio)と言って、アメリカとの自由貿易協定が今、まさにアメリカの圧力に屈してサインされようとしていることです。政府によると、TLCが調印されると、市場が開かれ、雇用が増え、関税がなくなり、貿易規制が緩和され、自由競争が保障され、より多くの外国からの投資を受けられ…と一見いいことづくめに見えますが、これが調印されるとアメリカからの安い製品、主に農産物、ガソリン(石油はエクアドルから輸出しているのに!)、車がエクアドルに流入してきて、国内ものが売れなくなる、ということが予想されます。まったく買う必要のない、とうもろこしとかじゃがいもまでアメリカのものになる。水でさえ、エクアドルのものでなくなる可能性もあるのです。生態系の固有性、多様性が失われるだけでなく、農薬漬けか遺伝子組み換えのものが入り込んでくる。これにより農業は不振に陥り、出稼ぎのため農民の都市部・海外流出がより増えるでしょう。

 でも人々が何よりも怒っているのは、国民に何の知らせも、相談もなく、政府がアメリカのご機嫌取りためだけに、この協定にサインしようとしていることなんです。ラジオを聴いていると、突っ込んだ議論はなされずに、表面上の利点だ
けが強調され、人々を丸め込もうとしている印象を受けます。たとえば、ラジオでは専門家が、「TLCは一概に悪いわけではない。だって、車が安く買えるのだよ?」とか、「TLCの内容が問題なのではない。それを進める上での対話が問題なのだ」とか。えええ〜?そういうことか〜?と耳を疑いたくなるようなことをプロが言っているのです。CONAIE(エクアドル先住民族連合)という団体(エクアドル最大規模の先住民族組織)の3月31日の臨時総会でも、特に、今まであったTLC協議会の議事録、その他の情報を公開し、公開ディベートを行うこと、決定は投票をもってせよということを求めています。

 またOXYという多国籍石油関連企業に対しても同時にデモ運動を続いています。ナマケモノ倶楽部では、これまでインタグの鉱山開発についてお知らせしてきましたが、エクアドルは石油産出国で、多くのアマゾンの森が石油開発のために壊され、川が汚染され、地域住民の生活が蹂躙されているのです。

 今後どんな展開になるかわかりませんが、エクアドルでも、今こそ、よりオルタナティブな活動が求められていると言えると思います。国家に対して、声を張り上げることも大事だけれど、自分の足元がぐらつかないように、自分自身も、
今から持続可能な生活をしていかないと、自分の生活が立ち行かなくなる、という危機感を持っています。

以上、エクアドルからでした。

ワダアヤ

 
・2006年4月6日(木)の手紙より
今週から再開される見込みだったスト・デモは、復活祭(4月14日の週)以後に延期されるという報道がありました。でも毎日けっこう違う情報が流れていて、本当はどうなるのか毎日新聞を読んでいてもわかりません。

昨日の新聞で、3月23日から4月3日までワシントンで続いていた、アメリカとの養鶏産業に関するTLC協議は、最初、アメリカが13,000トンの食用鶏肉をエクアドルに輸入する意向を表明することから始まりました。一方で、エクアドルの自給分は、3000トンだと。は?と聞き返したくなるような話です。まずこの話が誰と誰の間で行われたかというと、アメリカ養鶏産業の代表者、というのはともかく、その面々と、エクアドル側は、エクアドルで最大の冷凍食肉会社の社長です。末端の農民がまったくいない。土曜日(4月1日)に到着したエクアドル全国養鶏産業組合の会長は、協議の結果、アメリカから7000 トン受け入れることに決まったそうです。とうもろこし、米、まぐろ、牛肉、さとう(これなんて、インタグ地方では生産が多すぎるくらいなのに!)、ブロッコリーについての協議が始まります。これらの食品もなし崩し的に、アメリカのものになってしまうのでしょうか。

 先週の日曜日、エクアドルの南部、ペルーとの国境に位置するロハ県から首都キトへ、先住民族150名にもおよぶ平和デモ行進が行われ、途中のクエンカということころで、 FENOCIN(先住民・黒人・農民の組織連合、エクアドルで最大のマイノリティーグループ)の会長ら2名が、警察・軍隊に逮捕されました。クエンカは、アスアイという県にありますが、そこから少し北上するとカニャル県、先住民たちがTLCには絶対反対宣言をした県です。ここは非常事態宣言の出た5つの県のひとつで、先住民族と警察の大きな衝突があり、50名の負傷者、200名の逮捕者が出ました。月曜日に逮捕された2名は、軍法裁判が行われるまで、釈放されましたが、政府と先住民族の緊張は続いています。
 本日、されに200名ほどの先住民族の人々がキトに集結し、大通りをデモ行進するということです。現在、パン・アメリカンは、なんと先住民族の人々は通行禁止!(こんな人種差別があるでしょうか???)今日、私が住むコタカチからも、大勢の先住民の人々を乗せた大型バスが数台、パン・アメリカンを通らないルートで、キトへ向かいました。

 私は2004年、エクアドルのキトでありました、アメリカズ社会フォーラムに参加してきましたが、そのときも、TLC、およびALCA(FTAA)の反対行進があり、一緒にキト市内を歩きました。が、それからまったく状況は変わっていないどころか、後退している印象を受けます。

 アメリカが押し付けのシステムを導入させようとしていること、それから自国政府がどんなデモもまったく意に介せず、人々が欲している情報を公開せず、国民の信を得ずに国にとって重要な決断を行おうとしているというのが、もちろん一番大きいのですが、それと同時に、市民もデモやストに慣れてしまっていて、普段からの不満をぶちまけるために大通りを練り歩くことに快楽を感じているような感じの人も多く、本当にTLCの意味、ネオリベラリズムの意味を理解して、反対の声をあげているんだろうかと首を傾げたくなることもあります。特に政府対先住民族の抗争の正体は、TLCではなく、国家、あるいはメスティソたちの先住民族への差別意識に対する抵抗がTLCというものを媒介にして噴出したという印象を受けます。これはこれでもちろん大問題ですが、いろんなことがぐちゃぐちゃになっていて、整理して問題解決に当たらないと前に進むことはできないと思ってしまうのです。こういったことを、政府なり(政府は前のMLに流したように表面上の利点を挙げ連ねるだけだけど…)、先住民族団体なり、NGOなりが、末端の農民(識字率がまだ低い層)までわかりやすく解説してくれないと、エクアドルだけでなく、中南米で、本当の意味での国民の賛成も反対も受けられないだろうと思ってしまいます。声を上げることは大事です。でも単に反対!というだけでなく、そこから先のこともきちんとしていかないと国民の生活に大打撃を与えるだけで、政府は自分たちのやっていることを省みることはないのです。…ということを、今回のデモを経験して思いました。そういう意味で、MLにオルタナティブが大事になってくると書きました。

 それではまた、大きなニュースがありましたら、お知らせいたします。メール、ありがとうございました!

 ではでは。