今年は「9」が流行るってこと、知ってましたか?
背番号9のオーガニックTシャツができました。憲法9条の条文を9の字に並べてで
できています。 洗濯機の渦の中で、あの条文がまわるなんて恐れ多い?でも、ロナ
ウドも味方です。 かつての名横綱も今では九重親方。ビートルズにだって、
『Revolution9』という曲がありました。
東京の下町では、欠けた煎餅を「九助」(きゅうすけ)と呼びます。完璧な十に足り
ない不完全なものとしての九。江戸前の代表的な一本締めは、ちゃちゃちゃん、ちゃ
ちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、ちゃん。と打つのが正しい。三回の拍手を三回繰り返
すと九回、九という字に一つ点を打つと丸という字になります。最後の一回の拍手 は、
この九という字に点を打って丸く収めましょうという意味があるそうです。
平和を願うのに十でなきゃいけないというルールはないし、九を全部集めないと「世
界」にはならない。戦争をしない世界があるとしたら、「9」であることを認めあ い、
味わい楽しむことのできる人の、「寄せ集め」としての世界ではないでしょうか?
そして、世界に誇れる日本があるとしたら、かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワ ン」
とおだてられたように、なりふりかまわぬ経済成長で国際的な地位を得ようとした日本ではなく、 憲法9条を持ち、戦争を永久放棄するカッコイイ国、「ジャパン・アズ・ナンバー9」、 つまり「9としての日本」ではないでしょうか?
平和は、日常生活の中から紡ぎだすもの。世界の人が幸せに暮らせるかどうかは、
私たち一かけらずつが、どんな暮らしをし、何を、楽しい、美しい、安らぐと感じ、
何を想像し、それをどう表現するかにかかっているのだと思います。
憲法は、一部の政治家や権力者たちの世界に属するものではないはず。それは、私た
ちの日々の暮らしに連なるもの。「no.9」は、あなたやわたしの今日、ここ、のさ
さやかな平和の中に生きている。それは多分、自分の日々のささやかな平和を何より
も大切なものだと感じて生きていた過去の無数の人々からの贈りもの。もしかした ら、
それは自然界のすべての命たちからのプレゼント。
暗い世界のロウソクの炎。絶望の中の希望。宝石のようにキラリと光るポエム。no.
9はしかし、このままでは、命よりもお金やGDPや権力が大切だという考えによって
窒息させられそうです。私たちは、そんな9に息を吹き込みたい。わたしたちの中
に、
周囲に9を見つけましょう。家庭に、近所に、田畑に、職場に、学校に、地域に、森
に、山に、海に。そう、いたるところに9を見つけ、そして育てよう。
そんなわけで、「9」、流行らせます。大きな流れを一緒につくりましょう。
ナマケモノ9LOVE 2003.1.9.09:09